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カシマ3号

Author:カシマ3号
東京某区生まれ、中央線育ち。いろんな人がいてバラエティ豊かなのが東京のいいところ。もちろんイシハラさんがきらってる人たち、たとえば外国人や同性愛者も含めて。
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2007/03/19 (Mon) 23:52
3.17「新宿から石原都政を倒そう!」報告

17日にぼくと山本夜羽音の二人で呼びかけて行われた新宿ロフトプラスワンのイベント
『王様は裸じゃないか!!』~新宿から石原都政を倒そう!・少数派総決起集会~
の、ご報告です。


17日が近づくなかで毎日、出演を引き受けて頂けるゲストが増え続け、前日には浅野史郎さんも駆けつけることが決まるという事態に。結局この日、第1部(司会:山本夜羽音)に出演して頂けたゲストは、以下のみなさんでした。

要友紀子さん(セックスワーカー支援グループ"swash"メンバー)
松沢呉一さん(ライター)
関根美子さん(外国人住民と共に生きる道を考える印刷屋さん)
長谷川博史さん(HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス代表)
張由紀夫さん(コミュニティセンター"akta"ディクターfrom新宿2丁目)
渋井哲也さん(ライター)
吉田亜矢子さん(都庁行動を闘う全都野宿労働者実行委員会)
立花マリさん(ゴールデン街BARたちばな診療室店主&SM嬢・女縄師)

保坂展人さん(社民党衆議院議員:第2部参加)

客席で参加して頂いた方は約60人。

ゲストの皆さんには、イシハラ都政の下で、いかに様々な人々の生が攻撃されてきたか、という現実を報告して頂けました。石原に代わる誰かを応援したい、というよりは、とにかく都政には変わって欲しい、という話だったと思います。

歌舞伎町「浄化」により、セックスワーカーの身の危険や搾取は却って高まっているというお話。ゴールデン街などの再開発の動きへの疑問。外国人の友人への高圧的な職質に抗議したところ、「ここは大久保だ!」と警官が開き直ったというお話。HIV感染者の数は増え続けているのにもかかわらず、東京都のHIV予防対策予算はむしろ減ってきたというお話。各都道府県の「自殺対策の取り組み」について調べたところ、東京都では対策の予定もなく、県別で最低ランクであったこと。公園からの排除が目的であるような野宿者対策の現実。
新宿の問題を中心に、切れば血が出るような切実な訴えが次々と挙げられました。

第2部(司会:富永さとる)では、急遽かけつけた浅野史郎さんが、エルビスを歌いながら現れる主催者「想定外」のパフォーマンスで登場。壇上で短いあいさつを済ませるとすぐにマイクを手に、ギャグを飛ばしながら自ら客席へ。風俗で働く女性、婚外子差別を訴える女性、原宿巨大留置所建設反対の住民運動で情報公開請求したが、都の資料はスミ塗りで真っ黒だった、と実物を手に訴える青年などの話に耳を傾けました。途中、社民党の保坂展人衆院議員も駆けつけ、性教育に否定的な現都政をどう考えるか、などの質問。浅野さんはこうした声に、「たとえば養護学校などで、性教育は身を守るために切実。未知の危険から子どもが自分を守るために性教育は必要」「様々な人がいる。寛容ということが大事」「情報公開とは行政の恥部も隠さず見せること。それでこそ『きれいに洗っておかなきゃ』ということになる」などと語りました。

切迫した訴えを次々とぶつけられ、浅野さんもたじろいだのではないでしょうか。浅野さんは、「選挙を通じて知事になってゆく」を座右の銘としているとのこと。今回のイベントは選挙運動ではありませんが、リアルな東京の最深部からの叫びに身をさらしたこの日のことを、浅野さんが今後の(知事としての!)糧にして頂ければと思いました。

イシハラ都政があと4年続けば、現状が続くというよりは、人々の尊厳を傷つける施策がさらに「前進」することになります。しかしイシハラ都政を終わらせても、それは一里塚に過ぎません。

イシハラ都知事は、東京オリンピック招致について、「国家も人も夢がなきゃ生きてゆけない」と語っていました。もっともらしく聞こえるけど、ぼくはオリンピックという夢を選んだ憶えはまったくない。イシハラを選ぶということは、彼の「夢」に「白紙委任」することであり、一方、浅野さんを選ぶということは、様々な「私」たちが行政に口を出してゆく突破口をつくることではないか。たとえば「情報公開」を武器に、様々な「私」とその隣人が声をあげてゆくチャンスが、今より増えるということ。そんな「一里塚」を勝ち取って、東京を、もっと人が生きてゆける街に、していきたい。

会場の隅っこでアサノブルーのスカーフを売りながら、そんなことを考えていました。

当日は日本テレビ、フジテレビのほか、オーマイニュースの方なども取材に来ていたようです。
「日刊スポーツ」は翌日18日に「浅野氏 下ネタも情報公開」というタイトルで記事を載せています。軽いかんじですが、イシハラに対する二丁目の声などを取材しているのはいいと思いました。

他にゲストで来て頂いた保坂展人さん(「どこどこ日記」2007年3月7日

「ミンナノチカラ」(3月17日の浅野史郎)

Galleria Kamex 掲示板
にレポートがあります。

会計報告
客席の参加者約60人。アサノブルースカーフの売り上げ30枚。ロフトプラスワンのチャージ料などで、主催者の手元に集まったお金は1万5500円。ぼくの名前で「浅野史郎さんを応援する公式団体『みんなの力』(http://www.minnanochikara.jp/asano/index.php)に寄附し、しっかり領収証をもらいました。皆さん、ご参加・ご協力ありがとうございました。
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テーマ : 都知事選2007 - ジャンル : 政治・経済

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